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2025年05月17日
東京大学の女性比率に関する話題。
私は理科一類から工学部に進学しましたが、
女子は20人に1人いるかどうか、という環境でした。
また、所属する学科の教授も全員が男性だったと記憶しています。
その環境を、いつしか当たり前だと思っていたことを反省します。
制度上明らかな差別は、当然積極的に是正していくべきだと思います。
しかし、そういった目に見える障壁は自覚しやすい分、対策も講じやすい。
本当に怖いのは、自らの経験だけをもとにした「思い込み」による何気ない発言・行動が、
他人の人生を大きく左右することに繋がっているのかもしれない、ということ。
そして、それがジェンダー不平等という大きな問題につながっているのかもしれない、ということ。
それを防ぐためには、目の前の現状に対して、
「そういうものだ」として決めつけて呑みこむのではなく、
常に疑問を持って、考えたり調べたりすることが大切だと思います。
教育に携わる人間としても、まず自分自身が学ぶことを止めてはいけないと、
改めて感じさせられました。